MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

トレイルランニングシューズ「inov-8(イノヴェイト) レースウルトラ270MS」を買った

f:id:msx3:20170602095253j:plain

7月1日に初トレランレースとなる「美ヶ原トレイルラン」にエントリーしまして、トレラン用のシューズを探していました。主にアマゾンで。

で、先日ついに買ってしまいました。買ったのは、イノヴェイトのレースウルトラ270というモデル。ドロップ4mmのやや中級者向きっぽいモデルです。

 

inov-8シューズのコンセプトは、裸足での走行に近いナチュラル・ランニング(前足部で進む走行を理想としています。しかし、慣れていない人がいきなりクッション性もなく、裸足と同じような前後の高低差の無い扁平な形状の靴で走ると怪我のリスクがあります。そのため、inov-8では、踵と前足部との高低差を8mm、4mm、と徐々に減らし、裸足と同じ高低差0mmまで、段階的に移行できる商品を展開しています。「RACE ULTRA」は、長距離レースを想定してある程度のクッション性を考慮し8mm高低差の商品を展開していましたが、「RACE ULTRA 270MS」は、効率的なスタイルで走れる上級者ランナーに向け4mm高低差になっています。

f:id:msx3:20170602095321j:plain

トレイルランニング用のシューズなんてもちろん買うの初めてだった訳で、けっこう悩みました。結局すべてネットで完結して、カモシカスポーツだのICI石井スポーツだの専門店には一切行かずに決めました。

さて、トレランシューズのブランドは色々ありますが、なぜ僕が今回inov-8を買ったかというと、アマゾンでinov-8のシューズ以外に大きいサイズが無かったからです。あとは価格が安かったから。正直、イノヴェイトっていうブランドも良く知らなかったし、言えばトレランシューズ自体良く知らないですからね。とりあえず、最初の一足は経験と勉強でトライしてみようと。

本当は有名なモントレイルのバハダ3というモデルが万能との評判だったので良かったのですが、サイズが28.5までしか無いようなんですね。

同じくモントレイルのガルドラドっていうのも良さそうだったけど、これもサイズが無し。

サロモンとかも有名っぽくていいかなと思いましたが、やはり大きいサイズがありません。

あとは、アシックスがありましたが、29cmまで。厚手の靴下を履くことを考えると、29cmはちょっと心配だったのでやめました。

多くのモデルで29.5cm以上のサイズが選べて、かつ値段も1万円を切ってくるのは、イノヴェイトだけでした。

ただ、アマゾンではあまりレビューが無くて、ネットを検索してもほとんど購入者のレビューみたいなものが無くて、情報が無い事が心配でした。ロード用のシューズだと、有益な購入記みたいなブログが山ほどあるんですが、トレランはやっぱりマイナーなんですかね。

inov-8 トレイルランニングシューズ レースウルトラ270

f:id:msx3:20170602104102j:plain

派手なイエローカラー、ソールとシューレースは水色です。目立つ。

f:id:msx3:20170602095405j:plain

厚手のソックスを履くことを考えて、サイズ30cmがいいかなと思いましたが、今のターサーも30cmでちょっと大き目なので、29.5cmにしました。

f:id:msx3:20170602095423j:plain

トレランシューズにしては、すっきりとしたデザイン。ガード類は最小限です。

購入したレースウルトラ270MSは、現行モデルでは無く、過去モデルのようです。恐らく2015年とか2016年ころのものらしい。でもそのおかげで定価18360円が9300円の約半額でしたから、これはラッキーでした。

ゲイターは付属せず・・・

trailrunner.jp

ゲイターが付いてくるという情報があったので期待していましたが、付いていませんでした。残念。

f:id:msx3:20170602095447j:plain

ゲイターは足裏にゴムを回さなくても、この部分に引っ掛けて使えるとのこと。別売だと4000円なので付属せずちょっと損した気分です。


 

f:id:msx3:20170602095512j:plain

インソールは、普通のウレタンのタイプ。穴あき軽量化されています。形状としては割とスーパーフィートに近い感じですが、機能的には普通のインソールですので、これはスーパーフィートに交換予定です。

f:id:msx3:20170602095520j:plain

イノヴェイトのモデル名についてる数字はシューズの重さだそうで、こちらのレースウルトラ270は270gということです。実際結構軽くて、あまりゴツイ印象はありません。生地もメッシュでやや厚手のロード用シューズと同じ感触です。

f:id:msx3:20170602095537j:plain

トレランシューズとしては軽い方だと思います。そのためか、補強なども最低限しかありませんので、ハードなコースにはややガードが弱いかもしれません。

f:id:msx3:20170602102708j:plain

ソールも、トレランシューズとしてはブロック浅目です。泥っぽいコースではグリップ物足りないかもですね。

サイズについては、29.5cmを購入しましたが、きつくもなくゆるゆるでもなく丁度いいです。ロード用のシューズはいつもワイドを選ぶのですが、トレランシューズにワイドがないのでちょっと心配でしたが、幅が狭いという事もなく、ぴったりでした。ランには丁度良さそうなサイズ感ですが、これ履いて登山できるかって言われると、何とも言えないですね。長距離にどれだけ耐えられるものか、今度練習で美ヶ原でも登ってみて試してみよう。

全体的に、思っていたようなゴツイいかにもトレラン!って感じのシューズではないです。見た目もスッキリしていて、普通のロード用のシューズと変わらないですね。軽いし。そのままアルプスの登山に使うようなシューズではなく、レース用の軽量化されたシューズのようです。ドロップ4㎜も、僕はどっちかっていうとドロップ少ないシューズでフォアフット気味に走りたいのでちょうどいいと思いました。

何しろ未経験者ですから、まずはこれから始めてみて、足りない機能は買い足す方向で考えましょう。

まだ試し履きだけで走っていませんが、今度山を走ってみよう。

走行レビューはまた次回。

他に悩んだシューズ

同じくイノヴェイトのゴアテックスブーティ採用モデル。これも安くて最後まで悩みました。

トレランシューズにゴアテックスが必要かどうかですが、一般的にはトレランに関しては不要という見解が多いようです。ゴアテックスブーティは雨や水を防いでくれるけど、結局足首から水が浸入して、かつその水が抜けていかないのが困るようです。またゴア非採用のシューズに比べて蒸れが気になるという意見もありました。ただトレッキング用にはいいかもしれないですね。

この辺のモデルも悩みましたが、最終的には価格で決めました。

トレラン用のソックスも一緒に買いました。

ロード用ソックスに比べて厚手です。足袋みたい。

※後日、スーパーフィートも買いました。

msx3.hatenablog.com

 

あとはバックパック買わなきゃですね。

msx3.hatenablog.com