MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

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【足デカの靴選びその2】フルマラソンのレース用にアディゼロ ボストン ブーストを買った

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勝田全国マラソン本番を間近に控え、レース用としてアディダス アディゼロ ボストン ブースト ワイド(adidas adizero boston boost wide)サイズ30cmを購入しました。

楽天市場で買いました。定価14,040円のところ、約50%OFFの6,804円(税込)、送料無料、ポイント15%付与と大変お買い得でした。ポイント分考慮すれば実質5,800円ほどで購入できたことになります。

レース用のシューズを探していた

足底筋膜炎が悪化して、今までメインで使っていたミズノのウエーブライダーが履けなくなりました。 

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足に優しいクッションの良く効いた靴を早急に用意しなければいけないことになり、毎日Amazonに入り浸って探していました。

「フルマラソン完走目標」のシューズ

普通に考えると、僕のような足裏に痛みがある初心者ランナーは、「マラソン完走目標」のモデルを選びます。こういうの。

 

ただ、僕はフルマラソン出場1回だけで、サブ4ランナーでもない癖に、自分ではサブ3.5くらいの実力があると信じて疑わない自称中級ランナーなので、上のような「いかにも初心者」みたいなシューズには若干抵抗があります。

ゲルカヤノも、GT-2000ニューヨークも、ゲルニンバスもトレーニング用に欲しい!とは思っていますが、レース用にもう少し軽めで、かつクッションの効いたモデルを探していました。

サブ4向けシューズ

今回ミズノは除外して、アシックスで探していました。アシックスの脱初心者モデルとしては、ライトレーサーが有名ですね。

ただ、これサイズが29cmまでしか無いんですよ。僕以前29cmのワイドモデル試着したことあるんですけど、ちょっと小さかったと思うんですよね。上のTSモデルなんかはかなり安くなっていて気になるのですが・・・。

ちょっとタイプは違いますが、こんなのもありました。

こちらもいいんですが、僕のサイズは無いまたは高いで、ちょっと躊躇します。

アディダスはどうか?

そんな時、アディダスはどうか?と思いまして。

サブで使っていたアディダスのギャラクシー3がとても柔らかい履き心地で、踵のクッションも非常に具合が良く、僕の痛い踵でも結構優しく包んでくれてトレーニングできていたので、アディダスいいんじゃないか?ということで、アディダスから探すことに。

レース用のシューズはどうやら「アディゼロ」というブランド名で展開されているようです。駅伝で大活躍している青山学院大学も、公式シューズにしているようです。

Amazonで探してみると、上位の「takumi」もしくは「japan」が目立ちます。(僕の購入した「Boston」はあまり取り扱いがなく地味な感じ。)

 

Boostフォーム

アディゼロブランドのシューズの特徴の一つに、優れた反発力と衝撃吸収性能を持つ「Boostフォーム」というクッション材を使用していることがあげられます。

ほぼ全てのランニングシューズのソールにはEVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)という素材が使われていますが、adidasがそれに代わる新素材として生み出したのがboostフォームです。

これまでは「脚を守るクッション性」と「地面からの力を活かす反発力」のどちらを優先させるかがシューズ選びで重要でしたが、boostフォームはその両者を高次元で実現させている優秀な素材とのこと。これは期待できる!

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チャートを見ますと、ブーストフォームを一番使っているのは「アディゼロjapan」というモデルです。シューズレベルとしてもサブ3.5を目指す性能ということで申し分なしでしょう。これを買うことに決めました。が、Amazonではサイズ30cmの在庫なし。

仕方なく楽天で探すも、楽天でもサイズがありません・・・。

そんな中、たまたま発見したのが購入した「ボストン・ワイド」でした。

外観

そんな訳で購入したアディゼロ・ボストンですが、注文した翌日には届きました。

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とてもシュッとしたデザインです。白地にグリーンのシューレースが山雅っぽい。本体はメッシュで、通気性はとても高いです。

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ソールはオレンジのゴムで、こちらのアウターソールはヨーロッパ社なんかのタイヤで有名なコンチネンタル製だそうです。アウターソール自体は、とてもシンプルなデザインです。アディゼロtakumiはグリップの良さそうなカッコいいソールですが、こちらはあくまで普通。中足部にはこの手のシューズでおなじみの樹脂製のブリッジがあります。

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ミッドソールの、発泡スチロールみたいな白いのがブーストフォームです。アディゼロ・ジャパンに比べてやや少なめの配合。

踵は結構堅めのシェル素材で、全体に細身のデザインなので踵の収まりは良さそうです。

履き心地

履いてみると、「これでワイド?」ってくらいタイトな造りになっておりました。幅が狭くて正直ちょっとキツい。

参考までにウエーブライダーノーマル幅30cmとの比較ですが、型崩れしているとはいえ、ウエーブライダーの幅の広さがわかると思います。

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中敷きは、ウエーブライダーのものと比べてとてもシンプルなウレタン1枚ものでした。ウエーブライダーは、中敷きが結構厚手でそれ自体にクッションがありますが、アディゼロボストンはシンプルなタイプでした。これはブーストのクッションを邪魔しないようにという事だと思います。

靴ひもを少し緩めにして、薄手の靴下を履くことでキツさは緩和されますが、幅が狭いせいか薬指が靴先に当たっています。土踏まず部分もかなり干渉していますが、実際に走ってみてどうでしょうか。

走ってみて

道路コンディションが悪い中、初おろしを敢行

買ってからしばらく天気が悪く(1/13前後、強烈な寒波が到来してた)、僕の住む安曇野は雪が降って、気温も低いため道が凍ったりして、満足にランニングできる天気・環境ではありませんでした。

やっと先日晴れたので、張り切って試走に出かけたのですが・・・

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道路はずっとこんな感じ。写真は試走した翌日撮影したので、当日はもっと積もっていてカチカチに凍っていました。

いつものコースは諦めて、近所の比較的大き目な公園の遊歩道を走ったのですが、そこも凍ってはいませんが、溶け始めた雪でベチャベチャのウエットコンディションで、正直新品のシューズを試す環境ではありませんでした。が、勝田全国マラソン前の貴重な休日、長距離走れる日も残りわずかなので、濡れるのを覚悟で20kmほど走りました。

道路状況が悪かったので靴の性能は出し切れていませんが、それでもシューズの軽さはよくわかりました。今まで重いシューズしか使ったことなかったので、「こんなに楽なんだ」と思いましたね。

Boostについて

アディダスの売りであるブーストフォームについては、確かにウエーブライダーよりかなり薄さを感じる靴底なのに、衝撃吸収力に関してはウエーブライダーよりあるような気がしました。ダイレクトな足裏の感覚と、衝撃を吸収してくれる安心感が同居しているような絶妙な感覚。

もう一つの売りである「反発力」については、正直なところそこまではわからなかったですが、気持ちいつもよりスピードを維持するのが楽だったような気もするので、恐らく効いているんだと思います。

足へのフィット感

フィット感は、やはり30cmワイドの靴にしては小さめな造りと感じました。ただ、僕は今まで初心者用のサポートがしっかりした靴しか履いたことなかったからそう感じるのかもしれません。サブ4目標のシューズとはいえ、中級レベルのシューズはこのくらいのタイト感が普通なのかも。

ちょっと気になるのが、今回の試走で右足の土踏まずに靴擦れを作ってしまいました。ウエット路面で靴下を濡らしてしまったのが原因だと思いますが、8km位走ったところで足に痛みを感じて、10km走った後シューズを脱いで確認したところ、1cmくらい皮が剥けかけていました。その後患部に絆創膏を貼って走り続けたのですが、やはり18km位で痛くて走れなくなってしまいました。

丁度土踏まずの狭くなっている部分にアディダスの三本ラインがあって、そこに干渉しているかもしれません。僕は偏平足でスキーブーツなんかも土踏まずによく靴擦れをおこすので、乾いた状態でも靴擦れするようだと、本番で使えません。要検証ですが、そこだけがちょっと心配です。

 

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まとめ

まだ1回しか走っていないので未知の部分も多いですが、軽くて、ダイレクト感とクッションの良さを両立させたいいシューズだと思います。これで靴擦れ問題が解決すれば、サブ3.5達成への大きな武器になります。とりあえず靴擦れ治ったらもう1回長距離走ってみます。

今回は以上です。

 

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