MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

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オスプレー タロン33を買った。

 

みなさんこんにちは、MSX3です。

最近ランニングに夢中で登山からは少し離れていますが、先日地元のカモシカスポーツで恒例の我楽多市(がらくた市)がありましたので、会社を抜け出して初日にぶらっと行ってきました。

昔はよくがらくた市で爆安の商品を見つけて喜んでいました。最近はそこまで安いモノがない印象ですが、今回は唯一といっていいスペシャルプライスのアイテムがありましたので、衝動的に買ってしまいました。

オスプレーの「タロン33」という中型ザックです。

定価14,000円(税別)ですが、4,900円(税別)でした。驚きの65%OFF。トップリッドの中に色移りがあるためB級品扱いで特別値下げだそうです。見えないところだから全然気にしません。安いです。

 

楽天だとこちら。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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ネットだと、2016年11月17日現在は安く売っているところは無いですねー。

どんなザックか

メーカー商品説明によると、以下のような特徴があります。

  •  徹底した軽量化と機能の充実、相反する特性を両立させたライトウェイトパックオーバーナイトのバックパッキングやデイハイキングに必要な機能を装備したトップローダー。
  • エアスケープバックパネル、背面長調整が可能
  • 着脱式トップポケット/トップコンプレッション
  • 正面と両サイドにストレッチポケット
  • インサイドアウト コンプレッションストラップ
  • Stow on the Go トレッキングポールアタッチメント
  • 2個のアイスツールストラップ&バンジーストラップ
  • ヒップベルトジッパーポケット

 ※レインカバーは付属していませんので、別途用意する必要あり

大変軽量なザックです。重量は約920gと、驚きの1㎏切を実現しています。ザックは年々軽量化が進んでいますね。ものすごく軽量なザックですが、最近のザックに必要とされている機能はほとんど網羅しています。

メーカーでは1泊程度の登山を想定しているようですが、トップリッドの高さ調整が可能で、フロントポケット等をフル活用すればおそらく40リッターサイズくらいには拡大するので、ファストパッキングならテントもいけそう。

ただし、軽量化のためにフレームの類は一切無いので、モノを乱暴に詰めるとザックが変形してフィッティングに影響が出そうです。うまくパッキングする技術は少し必要かと思います。まあそこまでギュウギュウにするようなザックでは無いですが。

 

本格的な登山に対応したザックですが、僕はこれを日常使用の大きめデイパックとして使おうと思い、購入しました。今はちょっと荷物が多いときはグレゴリーのデイアンドハーフを使うことが多いのですが、その代わりとして運用出来たらいいなと。

外観と特徴など

前面

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はい、こちらが僕が購入したオスプレーのタロン33です。色はブルー。

33リッターということで、大きめのディパックくらいのサイズです。フロントのサメの背びれのようなデザインが特徴的です。軽量コンシャスなザックらしく、生地は全体的にすごく薄いです。そしてポケット類にはお馴染みの伸縮する素材が使われていますので、脱いだウエア、アプローチシューズ、ヘルメットなど何でも入れられますね。フック類も多数付いているので、カラビナ引っ掛けたりロープで釣り上げたりも出来ます。

 背面

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背中に当たるパットは三分割されたウレタンフォームで、表面が洗濯板のように加工されています。そして、通気性を確保するためだと思うのですが、背面全体をメッシュの1枚布で覆っています。最初、グレゴリーのZシリーズのように背面パッド自体を背中から浮かせる仕様なのかと思いましたが、そうでは無いようで背負うと普通にパッドが背中に当たります。メッシュは肌触り対策ですかね。

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ショルダーハーネスも穴あきの軽量化仕様で、ハイドレーションを通すガイドと、オスプレー自慢のトレッキングポールアダプターが装備されています。そしてウエストベルトはしっかりとしたパッド入りの幅広タイプが奢られていて、そのためポケットも大きくて使いやすくなっています。

トルソーサイズの調整が可能

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このザック、中型軽量ザックのくせにサイズ調整機能があります。「M/L」というサイズですが、背面長48~58cmの間で調整できます。調整は面ファスナーによる貼り付け方式で、接合部分は小さいのでスピーディにサイズ調整できます。僕は体が大きいのでデフォルトサイズだとどうしても背面長が足りないので、この機能はとてもありがたい。

謎のポケットとトレッキングポールアダプター

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左のショルダーストラップに、ポケットが付いていますが、これ何をいれるんだろう?ハイドレーションの飲み口を収納するポケットだと予想していますがどうでしょうか。

トレッキングポールアダプターは、日本刀のようにポールを脇に装着できる機能ですが、登山で使うとしても僕のBDディスタンスFLは長さが足りずに装着できません。

とりあえず、日常使用するとしたらカメラの一脚でも取り付けてみようかな。

 

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その他のギミック

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雨蓋の裏側には大き目のメッシュポケットがあり、財布など入れておくのに良さそうです。

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フロントポケットは大き目の伸縮素材で容量もたっぷりあります。ここはマラソン大会などでランニングシューズを入れたらいいんではないかと思っています。

 

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ハイドレーション用ポケットはメイン収納と背面パッドの間にあります。留め具が付いていますが、ほぼザックの深さと同じだけの深さがありますので、小さなハイドレーションをそのまま入れると底に落ちてしまいますので注意が必要。

 

グレゴリー ミウォック34との比較

買うときに、愛用のグレゴリー・ミウォック34とサイズがかぶるのでちょっとだけ悩みました。一応、ミウォックは登山用、タロンは街用と使い分けるつもりで購入に踏み切りました。まあ安かったし。

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ミウォック34とタロン33を並べてみると、ミウォックのほうがちょっと大きいですね。ミウォック34はLサイズなので実際には37リッターあります。3リッター程度の容量の差ですが、なんだかもっと大きなザックに感じます。

実際背負ってみても、ミウォックは結構大きく感じるんですよね。それでちょっと街中で使うには気恥ずかしいし、あと何回か登山で使っているんでちょっとベタベタ感があって、日常使いしにくいという。

 

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 背面から見るとよりミウォックの大きさが目立ちますね。

同じ軽量ザックのフィールドにいる別メーカーの製品を比べてみると、色々と面白いですね。ミウォックもタロンも「軽量ザック」のジャンルに属する製品で、デザインや素材感の違いはあるものの、機能としてはほぼ同じようなもので、「この軽さでよくこれだけの機能を詰め込んだなあ」と驚きます。

どちらも甲乙付け難い優れたザックだと思います。

 

という訳で、オスプレー タロン33でした。今回は以上です。

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