MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

トレイルランニング用のバックパックが欲しい!(サロモン、アルティメットディレクション、ノースフェイスなど絶賛悩み中)<トレラン ザック>

7月1日に美ヶ原トレイルランニング大会に出ることにしました。初のトレランレースです。

inov-8 CUP 第7回美ヶ原トレイルラン | inov-8 CUP Utsukushigahara Trali Run

マラソンも登山も好きなんで、いずれはトレランに行くつもりでした。

7月の美ヶ原トレイルランニングは14kmのショートコースなんで、正直シューズ位あれば他には何もいらないとは思いますが、今後を見据えて、トレラン用のバックパックを買うことにしました。

で、色々と探しているのですが、なかなか決めきれません。トレラン用のザックなんて初めて興味持って色々と見ましたが、サイズとか、カタチとか、色々と種類があって悩ましいです。でも、これは久し振りに物欲を刺激するアイテムです。

※はじめにお断りしておきますが、未経験者が憶測とネットで得た知識をもとに書いています。経験者の方から見ればお見苦しい点が多々あると思いますが、笑って許してください。

 ※2018年最新版を書きました。

msx3.hatenablog.com

※2019年最新版も書きました。

www.msx3.fun

リュック型か、ベスト型か

トレラン用のバックパックには大きく分けて2種類ありまして、普通の登山用のザックのようなリュックサックタイプと、トレラン独自のベストのようなタイプがあります。

リュック型
ベスト型

リュックタイプは通常のザックの小型版なので、肩・背中・腰で荷重を分散して背負うのに対して、ベストタイプは主に肩回りだけて荷重を支えます。そのため腰回りがすっきりするのと、背中が涼しいらしい。またベスト型の方が荷物を入れるスペースは少ない代わりに、走った時の揺れには強いという特徴があります。

ここ最近はベスト型がトレラン界のスタンダードとして独自の進化を遂げており、各社から様々な工夫を凝らした商品が販売されています。

僕はロードの夏の長距離練習にも使いたいので、あまり容量の大きくないシンプルなタイプの方がいいと思い、ベストタイプで探しています。

ハイドレーションが付属か別売か

ベスト型でも実は色々ありまして悩ましいです。

大きく分けて、チューブ付きのハイドレーションパックを背中に背負うか、フラスク型のハイドレーションボトルをショルダーベルトに装着するかの違い、またそれらのハイドレーション製品が付属しているか別売りか、です。

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トレラングッズは高いので、ボトル一つでも3000円!くらいします。なので、当然ハイドレーションが付属しているほうが値段が高くなりますが、中には型落ちなどの理由で安く売っているものもあったりして、なかなか決められません。

悩んでいる商品

例によって、Amazonやら楽天を行ったり来たりして、毎日悩んでいますが、現段階でいいな、と思っている商品は以下のもの。

salomon サロモン

トレラン界の横綱イメージが強いサロモン。ベストタイプのパックを世に出したのはサロモンです。軽さと収納の多様さで多くのトレイルランナーに絶大な支持を得ているのはS-LABシリーズのベスト型バックパック「S-LAB SENSE ULTRA SET」です。 

わずか100g程度の重さで、容量3リッターながら各所にあるポケット類を駆使することで、水、補給食、雨具などがすべて収納可能。フラスクも2個付属しますが、最新型は高い!2万円。同じようなタイプでフラスクの付属しないタイプもありますが、Amazonでは値段がさほど変わらないですね。両方高いです。

フラスクも単品で買うと非常に高い。(蓋が黒い方が新型です。3200円!!)

5月21日現在、アマゾンでは型落ち品が売っていて、これで約1万円。シンプルでいいです。型落ちでもそれほど気にしませんので第一候補です。 

(現在品切れしています)

ただ、このサロモンのランニングバッグ S-LAB SENSE ULTRA SETですが、軽さ最優先で作られているようで、各ポケットにジッパーやベルクロが無いハイドレーションパックの収納ができない、重い荷物を入れると揺れるという報告があるなど、若干上級者向きっぽい雰囲気があります。シンプルなものがいいですが、あまりにシンプルすぎても初心者には困ることもあるので、ちょっと考えます。

【2018年9月追記:安くなっていておススメです】

msx3.hatenablog.com

同じベストタイプでも、S-LABほど軽さにこだわらずに作られているのがこちらのSKIN PRO 10 SET」シリーズ。

こちらは、ハイドレーションパックが付属されて1万円程度と非常に値ごろ感があります。(毎日価格が変動しています。2~3000円は平気で上下します。)サロモンのハイドレーションパックは単体で買うと4,000円以上しますからね。

バッグについては、10リッターの容量は初心者には十分ですが、今度は逆にしっかりしすぎというか、秋の中距離レースとかそれなりに荷物が多い時には最高なんでしょうが、夏場のロード長距離練習みたいに荷物少な目の時には、ちょっと重装備すぎる気がします。が、前面にフラスクも入れられるし、背面収納はばっちりだし、コスパもいいので総合的には一番いい気がします。迷ったらこれ買っとけ的な商品かと。

ただ、僕プラティパスの1リットルと2リットル、オスプレーの3リッターと3つもハイドレーションパック持ってるんですよね。1.5ℓがあってもいいかもですが、どうせならフラスク500ml×2の方が汎用性が高くなりそう。

サロモンに限らずですが、フラスクかハイドレーションパックかは悩むところです。

サロモン ランニングバッグ SKIN PRO 15 SET

ちなみに、容量15リッターのモデルもあります。これくらいの容量があれば日帰り装備ならほとんど全部入りますから、穂高連峰日帰りとか本格的な登山用にも使える。ダウンも入るから秋の登山でも使えるし、マジで欲しい。ただレースにはちょっと大きいんだよなあ。

アルティメイトディレクション

聞いたこともありませんでしたが、トレラン界では有名なブランドらしいです。「ハイドレーションパック」という商品を世に送り出したのはアルティメイトディレクションだということです。デザインやロゴ、色使いなんかもオシャレです。なんだかサロモンとかより洗練されている気がします。

アルティメイトディレクションで気になったのは、以下。基本的にUDは値引きが無いです。

アルティメイトディレクション SJ ULTRA VEST 3.0

サロモンだとSENSE ULTRA SETにあたる商品。容量8.5L、軽量なベストタイプ、500mlフラスク2本付属、ポール収納パーツありサイズS/M/Lあり

サロモンとの違いは、サイドポケットが無いことと、背面にハイドレーションパック収納スペースがあることです。フラスク付きで値段が高いのが玉に瑕ですが、必要な機能は網羅して、デザインも良し、シンプル軽量でかなり欲しい

アルティメイトディレクション AK MOUNTAIN VEST 3.0

こちらは別のランナーのシグネチャーモデルで、上記SJウルトラベストよりポケットの数が増えています。スマホも、SJウルトラベストは前面に入れるのは困難ですが、こちらAKマウンテンベストは前面にジッパー付きスマホ収納があって便利そう。フラスクが上のポケットに入るのも飲みやすくていいと思います。値段は高いですが、アルティメイトディレクションでは一番汎用性が高そうな商品です。欲しい欲しい!!

アルティメイトディレクション RUNNERS VEST 3.0

上記SJウルトラベストからフラスクを除いて、サイドにジッパーポケットを追加。容量約9L、日本専用モデル。日本人の体形に合わせた作りとのこと。ボトルをなくして価格を抑えたモデル。サイズはワンサイズ。これ買って安いフラスク2本買うという手もあるが、それなら純正フラスクが付いたモデルの方割安な気もする。

JUREK FKT VEST

他のモデルより収納に重きを置いたモデルで、容量約12L。付属のボトルはハードタイプで0.6Lが2本付属。見た目すごくオシャレでかっこいいデザインだけど、付属ボトルはハードタイプなんですよね。どうせなら揺れに強い&ちゃぷちゃぷ音がしないソフトフラスクのほうが今っぽいなあ。

アルティメイトディレクション FASTPACK 15 

アルティメイトディレクションのシリーズには、トレラン用というよりは登山用の容量15~30リットルの「ファストパック」というシリーズもあります。こちらは前面にフラスクを収納できませんが、ハイドレーションパックで対応すればより多くの荷物を収納できるので、ファストハイクのような登山を想定している商品だと思います。値段も手頃でおしゃれな造りなので、登山メインの方はこちらもいいかもですね。

これらの他にも、アルティメイトディレクションはいくつかのシグネチャーモデルがあり、どれも欲しくなります。でも値段が結構高いのですぐに買える物でもなく・・・。

ノースフェイス

登山ブランドのイメージが強いノースフェイスですが、トレランバッグもあります。

ノースフェイス Martin Wing 6

リュック型でいかにもトレランって感じのコンパクトデザイン。便利そうで値段も非常にお手頃ですが、やはりベスト型がいいので今回はパス。

ノースフェイス TRコンポ10

ノースフェイスのベスト型といえばこちらのTRコンポ。機能的には過不足無いですが、これで約1万円なら、リザーバーが付いたサロモン買いますよね。

パーゴワークス

RUSH7、ラッシュ12

(5/25現在、Amazonでは在庫切れ)

一眼レフ用のカメラバッグのベストセラー「フォーカス」でおなじみのパーゴワークス。僕のブログでもフォーカスのレビュー記事が一番アクセスがあります。

msx3.hatenablog.com

パーゴワークスの製品に対するこだわりは非常に強く、また真摯に製品に向き合って開発している感じがすごく好きです。こちらのトレラン用バックパック「RUSH7・RUSH12」も、多くの市民トレランランナーの声をフィードバックして作り上げた製品ということで、公式サイト見ていると欲しくなります。

paagoworks

他のベスト型パックとの相違点としては、ショルダーベルトにパッドが入っている点、サイドから荷室にアクセスできる点などでしょうか。パッド入りはいいですが、汗などの浸みこみがちょっと心配ですが、簡単に洗えるのでしょうか。

そして、お値段7リッターで14,000円と高価です。値引きも一切ありません。この値段だとハイドレ付きの製品が買えますので、初回購入にはちょっと躊躇する値段です。

非常に魅力的な商品ですが、今回は見送りかな。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

パーゴワークス ラッシュ7 【送料無料】【smtb-f】【☆】【YY】
価格:14040円(税込、送料無料) (2017/5/26時点)

 

モンベル クロスランナー7

モンベルからも、容量7リッターのトレラン用ベスト型が出ています。安いのはいいですが・・・

前面にフラスクやボトルを収納するようにできていないのは残念。⇒すみません、現物見たらショルダーのジッパーを開くとポケットが出てきて、ボトルも余裕で入れられる造りでした。

軽量でシンプル、コスパのいい商品だと思います。

グレゴリー ルーファス8

(Amazonでは在庫切れ復活しないですね。)

登山用のザックといえばやっぱりグレゴリーですが、トレラン用も作っていました。他のベスト型と違って本体ボトム部にドリンクホルダーがあるとか、iPhoneを収納できるポケットがあるとかなかなか独創的で惹かれますが、お値段は高め。全くどのメーカーも高すぎだぜ。


 

 

という訳で、ベスト型でも各社趣向をこらして色々な製品を発売していますが、買う方は悩みます。初心者なのでネットの情報だけで買うしかないのも若干心配ですが、この中からいずれ選びたいと思います。

それにしてもどれも値段が高いなあ。

買ったら、また記事にします。今回は以上! 

 <GPSウオッチのエントリも書きました。読んでください。>

msx3.hatenablog.com

 

【追記:買いました】

結局、バリューなMHWのレースベストを買いました。5,300円。安いは正しい。

msx3.hatenablog.com

上記のレースベストではハイドレーション以外は全く入らないので、山に行くときは、これを使っています。 

msx3.hatenablog.com

 

追記

この記事を書いている日が白馬国際トレイルランのエントリー開始日だったのですが、21時エントリー開始で24時くらいに見に行ったら、終わっていました…。人気だったんだ。残念。

さらに追記

このエントリ、連日大変アクセスが多くなっております。皆さんトレランのベストについて悩んでいるんでしょうね~。

さて、僕も上記ベストを買って何回かトレランとロードの長距離で使いました。ハイドレーションの使い勝手についてですが、やはりショルダーハーネスにセットするフラスクは手軽で楽です。持ち出すのも、飲むのも、頭から水かぶるのも、終わった後片づけるのも楽。ボトルに水を入れるのとポケットに収納するのが面倒なのはホース付きでも一緒だし、迷ったら背面収納のハイドレーションよりショルダー収納のフラスクがおすすめです。

そしてフラスク単品で2本買うともう5000円ですから、おとなしく最初は2本付きのこの辺を買って、その後必要に応じてサイズ違いやハイドレーションを買い足す、というのが一番効率的なのではないでしょうか。


 

最近買ったもの↓ 

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