
2021年10月18日(月)、北アルプス蝶ヶ岳に日帰りで登ってきました。
新しい登山靴を買ったので、その慣らしのために登りました。天気はまあまあ良かったんですが、気温が低く稜線は強風で非常に寒かった。そして前日降雪があったらしく、所々で雪が積もっていて思いがけず雪景色の中の登山となりました。
ルート・コースタイムなど

コースは安曇野市側の三股からのピストン。日帰り軽量装備なんで早めに登って山頂まで2時間半。前回蝶ヶ岳単独で登ったのは2017年でしたが、その時も同じくらいのコースタイムで登っているようですね。衰えていなくてよかった。
当日の様子

5時に起きる予定が寝坊して6時起き。それでも7時半から登り始められるのは安曇野に住んでて良かった本当に。ちなみに三股登山口はウチから一番近い登山口です。

しばらく沢沿いを登りますが、結構寒い・・・。霜っぽいのも見えるし。

ほどなくゴジラみたいな木。相変わらずすげーゴジラですが、以前より口の中の石が少ないのと、看板咥えさせられてますね。

歩いていると上から何か落ちてくる。雨かな?と思って見るとどうやら樹に積もった雪が溶けて落ちてきているようです。パラパラと絶え間なく落ちていました。

サミーなー、って思っていたら、普通に雪が積もっていました。昨日の夜から朝にかけて降雪したらしい。

右手に見える常念岳。こちらも薄っすら雪化粧でした。

1時間ほどでまめうち平着。休憩はせずに進みます。

この辺から周囲の木々には雪が普通に積もっていました。

特に日影では雪が多い。登山道にはほとんど影響なかったです。

まめうち平からしばらく平坦で、その後に急斜面に取り付きます。ここからは階段連続ゾーンで同じペースで歩くとかなり心拍数が上がります。

やや明るくなってきた。稜線は近い。

最終ベンチ。ここまでくれば残り僅かです。

大滝山方面への分岐。ここらで森林限界突破。

常念がボリュームある姿。稜線は風がかなり強くて寒いです。

わずかな稜線歩き。遠くに槍が見えていますね。

蝶ヶ岳ヒュッテは営業中ですが、もう片付けが始まっている感じでした。

ここから見える槍ヶ岳の山塊も見事ですね。

10時ちょい前に蝶が岳登頂しました。駐車場から2時間半くらいでした。

頂上から見える槍・穂高連峰は圧倒的な存在感で大迫力です。雲も無くてよかった。

特に穂高連峰のボリウム感がヤバいですね。やっぱり穂高を見るなら蝶が岳が一番だわ。しかしいつも思いますが、涸沢ってすごい上の方にあるんだなー。

槍も綺麗に見えますがちょっと小さい。槍ヶ岳見るなら燕岳が一番ですね。

最高なんですがとにかく絶え間なく吹き続ける風がめっちゃ冷たくて耐えられない。

写真では伝わらない迫力。天気が良くて良かった良かった。

安曇野方面。下はガスがありますね。下界も寒かったそうです。

見えそうで見えない富士山がちょっと見えていました。

雲海と登山者。結構気に入っている写真です。

絶景をもっと堪能したかったんですが、風に負けて小屋方面に避難することに。小屋から少し常念方面に避雷針と展望台がありました。

小屋周辺も風が強くてゆっくりできなそうだったので、テン場の一番風が弱い所でお昼休憩。ガタガタ震えながらビール流し込みました。のんびりしたかったけど寒いんですぐに下山開始。

帰りはゆっくり写真撮りながら。せっかくα7Ⅱ持ってきたんでそれっぽい対象を探しながら下山です。

もののけ姫っぽい一枚。帰りはガスの中だったので雰囲気が良かった。

トイカメラで地面撮るだけでなんか綺麗。

これも気に入っている一枚。

花はほとんど無かったですね。

ゴジラも一眼レフっぽく撮りました。

紅葉は終わっていました。

だらだらと下山して戻ってきました。帰りはダリーですね。

帰り道、林道が工事中で通行止めになっていました。2時頃到着して3時まで通行止め!えらい時間をロスしてしまいました。
服装・装備など

新しく買った登山靴がこれ。イノヴェイトのロックライト325GTXというモデルで、9500円くらいでした。来週ちょっと厳しい所行く予定なんでそれに向けての慣らし運転でした。中敷きだけスーパーフィートに変えてきましたけど、どこも痛くならずに大変具合が良かったです。

ザックはいつものアルティメイトディレクションとフォーカス。
まとめ
蝶が岳、相変わらず超整備されていてめちゃくちゃ歩きやすかったです。思いがけず雪景色も楽しめたし、山頂も絶景で良かったです。往復13キロ位あるし、いいトレーニングになりました。